当院で定番のセルフケア、
こんにゃく湿布。
自然療法の中でも、気軽にできる方法です。
野山へ野草を取りに行く必要もありません。
スーパーで売ってますから。
お子さんのケアなら、おへそを中心に
お腹をあたためます。
それで十分効果があります。
お腹が痛いとき
熱っぽいとき
風邪のひきはじめ
下痢や便秘
もちろん、どこも悪くなくても
やっていい。
あたためて悪いことはありません。
大人の場合ですが、基本は同じ。
ですが、足してほしい場所があります。
それは、
仙骨
です。
お尻の上の方、腰のあたりです。
この仙骨もこんにゃく湿布であたためてください。
お灸を研究した、原志免太郎先生という方が
おりました。
104歳まで聴診器を持ち、108歳257日の
当時日本一長生きされた方です。
その原先生は、仙骨部に6点灸をして長生きされました。
つい先日ですが、東京都農林総合研究センター
畜産技術科で、乳牛不妊治療としてお灸をしている、
というニュースを放送していました。
牛の腰と仙骨あたりにもぐさをのせて、お灸を
しています。
煙がもくもくしてますね。
以下引用
16年6〜11月には酪農家4戸とセンターで、妊娠しづらかった牛22頭(経産牛17頭、未経産牛5頭)で、人工授精して6〜15日後に3日連続で腰部を中心に9カ所のつぼに施灸した。施灸10分後に耳の表面温度が上昇。よだれが増えたり、排尿・排便をしたりするなどのリラックス反応が確認された。受精卵の子宮着床を手助けする黄体ホルモンの値も上昇したという。
その後、人工授精を4回以上行っていた牛10頭のうち7頭、空胎日数が301日以上の牛3頭のうち2頭が受胎した。センターは「3日間お灸をしても1頭当たり150円とコストも安い。繁殖改善に役立ててほしい」(同科)としている。
(東京都農林総合センター談)
仙骨をあたためることは、長寿にも
婦人科にも消化器系にもいい影響を
及ぼします。
お灸でなくても、効果はありますので
ぜひ試してみてください。