守ること・なおすこと
ヒトの体の中では
「防衛」と「修復」がつねに行われています。
「防衛」とは免疫のこと
「修復」は炎症です。
異物や死んでしまった自分の細胞を排除して修復するときに
炎症が起きます。
免疫は過敏すぎると、自分の細胞まで攻撃してしまい
余計な炎症を引き起こし
アレルギー疾患のような問題を起こしていしまいます。
かといって、鈍すぎると防衛できません。
免疫と炎症は表裏一体なのです。
また、組織の損傷でも炎症が起きます。
たとえば、どこかにぶつけたとすると、
壊れた組織をなおすために、血液が集まってきます。
そこが腫れて熱を持ち痛みます。
炎症が起きているんですね。
この時、なおるのが年とともに遅くなってきます。
この差は、毛細血管の量です。
歳とともに毛細血管の数が減ってきます。
血液の流れる量も、減るということです。
患部の血流量が少なければ、なおるのも
遅くなります。
はり灸や、整体施術等を受けると
ケガのなおりが早くなるのも
患部の血流量が増えるからと思われます。
当院で導入決定した機器MCCでの
RIP(遠隔虚血プレコンディショニング)でも
血流量を増やすことができます。
病気のほとんどが、血流不足でおこる
といわれています。
ですから、どんな方法でもかまわないので
めぐり(血液循環)をよくするように
気を付けましょう。
ウォーキングでもいいし、入浴でもかまいません。
足湯、こんにゃく湿布、せんねん灸、びわ灸
太極拳、真向法、ヨガ、エアロビクス、水泳
ストレッチなどなど。
無理なくつづけられるものがいいですね。
- 2016.08.23 Tuesday
- セルフケア(自己療法)
- 22:58
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- by 堀 庄宏