乾燥する時期のケア その2
乾燥するこの時期では、角質層が乾燥しないよう
注意することが大切です。
皮膚の細菌叢の乱れからバリア機能の
低下が引き起こされます。
細菌叢が乱れると、黄色ブドウ球菌やボービス菌の
定着を許すことで、炎症が起きやすくなります。
このような皮膚のバリア機能の低下の要因と
なるのが、角質層の水分不足です。
ですから、しっかりと水分補給をすることが
必要となってきます。
医療機関でもらう保湿剤は基本油系です。
ですから、塗ったときは肌が柔らかくなり
うるおったような気分になりますが、
あくまで油なので、水分補給にはなりません。
まずは、ローションや化粧水、ジェルで
しっかり補水します。
いつもより2から3倍の気持ちで、たっぷりと
つけてください。
そのうえで、保湿剤などの油系でふたをします。
アトピーで大事なのは、皮膚のバリア機能です。
そのためには角質層の水分保持が大切になってきます。