目的はなんなのか
以前、気持ちの矢印が外向きになっていると
流れ出し動き出す、と書きました。
反対に、矢印が内向きだと
滞り、流れなくなってしまいます。
さらに
私は、内向きの状態だと大事な
事柄も間違ってしまうのでは
と思います。
車の運転を例にとってみましょう。
方向指示器(ウィンカー)の出し方が
よくわかると思います。
例えば
左折で信号待ちの時、交差点から
30メートル以内ならウィンカーは
出すことになっています。
ところが、出さない人いますね。
出すのは動き出して曲がる直前のみ。
「かっこ悪いから」
「恥ずかしいから」
とかいう気持ちなのでしょうか。
でも、お巡りさんがいたら出してます(笑)
「合図」って
そういうものでしょうか。
【合図】
前から決めておいた方法で、知らせあうこと。
また、その知らせ。
と小3の息子の辞書に書いてありました。
決して
お巡りさんに知らせあうこと、が合図とは
書いてありません。
自分が他人からどう見られるか?
とか
ちゃんと出すのが面倒くさいから、
とかの理由で出さないのは
気持ちの矢印が「内向き」だから
なぜ方向指示器を点滅させるのか?
これは安全に交通するためですね。
これから左折しますよ、と周りに
知らせるために方向指示器を点滅させるわけです。
決して、
お巡りさんに捕まらないため
に出すのではありません。
矢印が外向きになっていると、
自分の評価とかどうみられるか?
なんてことは思わないので
安全に配慮した運転になります。
車の運転というのは、安全に目的地に
着くことですよね。
他人からどう思われるか、が運転の
目的ではないのです。
ですから、気持ちが内向きになっていると
間違いを犯してしまうことになりかねない。
心を開いて、矢印を外に向けていきましょう。